2010-01-01から1年間の記事一覧

マックス落ちた日

今日は不運続きだった。不運?なにほどのもんじゃないさ。君の歩んできた下劣な人生に比べれば。 或いは神の啓示だろうか。僕は朝から飲んでいた。体質的にはコップ半分でひっくりかえる癖に、ビール缶が山積みになる頃。僕は便器を抱いて鼻からゲロを逆噴射…

世界吸盤ゾンビ石鹸

きょうはいい天気だったので、いつもは地下の武器製造ラインで血だらけでがんばっている僕ですが。昼は気分を変えて、外で休憩してみました。大通りから少し離れた一角。公園とは呼べないまでもセイタカアワダチソウなどは横揺れしているようなところで弁当…

誰がためにスミスは鳴る

Stop saying that you like The Smiths, no you don't. I forbid you to like it.Johnny Marr ザ・スミスとは何か?つまりザ・スミスとはモリッシーのことなのか、それともジョニー・マーのことなのか。酷く憂鬱になるような問いかけであります。洋楽の便利…

少年少女の眼が冴える

風邪引いて咽喉から声が出ないんで口蓋の前の方で響かせて電話に出たら、幼女と間違われた。 ――佐藤亜紀 雨が市にしとしとと降っていた。地面は攫って来た童女のおまんこのようにしっとりとしていた。何もかもが輝き華やいだ街の巨大商業施設を陋巷を首を冬…

新宿発アストロ行

一昨日の昼。同僚の日系カナダ人が死んだ。自分より二十歳以上離れていたジョンだったが、気さくな人間であった。私は日本人とはそりが合わないことが多いのであるが(関西人とは稀に馬が合うことがあるけども)、ジョンは中身がカナダ人なので、会話を楽し…

キャッツビリジアンゲロ蛸を膣ビデオダビング

マッド サイエンティストたちが 翳む夕陽を 逆様に 浴び モーターサイクルを転がしている 負けない秘訣引っさげ 敗北亡者 底なし沼の底の底 馴染めぬ活動 三区ユー 英霊DISCO 神が買った女の鼻は焼け爛れていて ビッコ(生まれながら畸形) 裂け目で十…

肉喰ってたら逆に肉に喰われてた

秋の日や 無用の農薬 散布する 脳病の姉 永久を覗き サーシカの 鞭音聴きて じゃれ合いし 秋月抱いた 稲妻の苦慮 以上。季節の俳句でした。 昨晩。観た。MHK。酷かったです。もうテレビはしばらく観ない!!! ビールかけの竹内アナは気色悪かったです。 …

アンダー・ザ・グレイト・ホワイト・ノーザン・ライツについて

アンダー・ザ・グレイト・ホワイト・ノーザン・ライツアーティスト: ザ・ホワイト・ストライプス出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン発売日: 2010/03/24メディア: CD購入: 3人 クリック: 34回この商品を含むブログ (16件) を見る ロックに飢え…

無常観灰色熊遊びセクスその他

菩提樹が燃えている。80年式のフォルクスワーゲンのすぐ横で栗毛馬が反り返る。輝く息が凍りつく。雨が降っている。あたり一面は炎に包まれている。僕は燃えてしまいたい気持ちを射精する。そして彼女はニコリトモシナイ。 深夜。僕は帰ってきた。街は天狗…

足踏オルガン憂悶

メタルアリスは、二次会のカラオケルームの部屋の中で蒼褪めていた。彼女の身体は冷え切って、先程胃に入れた鳥のから揚げの一山を思い出しては脂汗を滲ませていた。浮穴さんと後藤田くんはメタルアリスを気遣って背中を摩ったりウーロン茶を薦めたりと甲斐…

荘厳マミレの糞マミレ

昨日、女に振られてしまった。その三日前にも二日前にも自棄酒をやったので三日連続の酒狂いの日が続いた。凄えなあヒューマンライフは。三十過ぎて女に振られるってのは凹むよ。例えばさ。まあ皆と同じで、どうでもいい相手と一緒にくっついてみたいな詐欺…

都市部暗光と森にくべられた惨禍

一彼女の肉體が私の真横にあってそれがぐいぐいと重く圧し掛かった。私は笑いながらそれを押し退けようとした。彼女は河鹿のように美しい肉體を神様と呼ばれるとあるダークな存在から頂戴しており、私はその御裾分けに預かる身というわけだ。雑誌を読んでい…

太陽まで掘った土竜がハリウッド女優になるまで

畳の目を数えてました 鬼塚ちひろ わたくしは曹操がかつて出した才能があればどんな人間であろうと用いる、というマニフェストには断固反対の意を唱える者である。先ず、才能がある、という状態とは何ですか。まあプロ野球とかで例えれば、鈴木一朗とかのこ…

戦争反対の反対なのだ

煙草増税が迫っている。やだ。参ったね。僕の吸ってる銘柄はかなりマニアックなんだけどさ。マニアってことで増税を赦して呉れないだろうか。無理だろうな。寧ろマニアは腐乱死体の汁でも吸ってろとイワンばかりではないか。よし、僕を怒らせたようだな、君…

good-bye NAKIBESOM

今日は休日であったので、一日中寝ていた。一日中といっても流石に昼過ぎに起きてしまったので、近所の雷光飯店の量だけはたっぷりある定食を食べた。常連仲間の沢渡さんが今日もいたが、フィリピーナの嫁が一緒にいたので話し掛けづらかった。薄いコーヒー…

ビデオダビング店/慶雲閣轟沈

結婚生活で失ったのは音楽だ、と佐藤亜紀先生は書いておられた。これは僕も同じである。音楽は音楽でも僕が駄目なのは日本語の音楽である。つたない詞が空間に射出されると僕の睾丸が無意味に膨れてくるのだ。駄目な日本語の歌と観葉植物。これが部屋にある…

マカロン・バンビ・それから

聴くところによりますと、人間の祖先は猿公だったそうですね。本当に吃驚します。人間の先祖は干し柿だとばかり思っていたものですから、軒先のほら、あのしわしわの、干し柿さん。干し柿さんがむくむく水っぽくなって大きくなってやがては成人式で暴れて市…

カスケーダー

貧乏極まって身代を潰してまで古書を買っているばやいではないと気付き、先月から近所の図書館を利用している。老舗の古書店の整然とした棚と違って、図書館の棚はとにかく胡散臭いことこの上なく、そこに並ぶ本を見つめる度に溜息が出てしまう。同じ本であ…

縛り首の美学を市井に広めることの無意味

市原隼人という俳優をご存知だろうか。近年は不良生徒役や実生活での暴力的な運転などを経てマッチョな、そう、実にタフな、男というレッテルを貼られた期待の星である。ヤクザ一歩手前といったキャラクターで売り込むのが如何に間違った行為であるのかはか…

ポウラ

底の抜けたような 深緑の夜の野原を 脳病の奔馬が駆けています 酒瓶を手に歩けば 死体のような顔色をした 雑多色のべべを着た少女が 毒瓶を持って橋の上に佇みます 縄跳びに混ざった白痴が うまく飛び越えることができぬように わたしの心も沈んだまま浮上で…

hello MEGITUNE

芝子 愛とはなにですか? 私「愛ですか。これは難しく広範にして曖昧模糊としている主題ですね。×××殿下は雅子をもらい受ける前段階において僕ちゃんは雅子を守ると宣言されましたが、それは結局は今もって果たされていません。雅子をまず何から守るつもりだ…

殺戮の旅オボンの憂鬱

空爆が起きた錯覚を楽しむことができるので夏夜の花火大会は好きである。花火の音が炸裂する度に、巡航ミサイルが我が町のカブールであるとかウェルカムトゥサラエボであるとか世界の首都グローズヌイに堕ちたと感じ、脂汗が額に浮かぶのは御愛嬌。世界人類…

乾いた達磨は林檎飴の味

若い人たちに混じり、富士ロックに行って、大麻を吸うフリをし、ゴミを拾うフリをし、焼き鳥をくすねる真似をし、まあとにかく角瓶とか焼酎とか梅酒をやたらとソーダ割りでガッパガッパ飲んだ記憶が大脳の奥で三つ指をついてかしずいているのです。陽に焼け…

ヘッドマスターニートガール

「冷めかけている状態のマゾヒスト」について、いつも想う。近所の極楽教団の施設で恒例の施設ぐるぐる祭りがやっていて。遠方からやってきた八百人ぐらいの信徒たちが定められた道のりをぐるぐる歩きながら祈るというのを今年も見かけたんだけど。やっぱり…

アナーキーダンスファンクラブ

面倒だな生きるのが。死のう、そう思うんだが、ついついあの娘にメールの返信をして会う約束なんかをしてしまうんだなあ。悪い子だ。あの子のちぢれた油っぽい髪の毛を嗅いで極楽浄土に登れば死ぬことはすぐに取りやめたくなる。事実、だいたいこうして生き…

未来の世界のザリガニ型ロボット

田舎の人は文明を捨てているのか。それとも都会の人が空気が読めないお調子者揃いなのか。それは学の無い私のような者には到底分からないことであります。都会にやってきた小さな月の輪熊みたいなおばあさんがたまさかに話し掛けてきて言う内容にたまさかに…

ミンク鯨の朱肉壱岐路3980円也

人生なんてしみったれたスノードームみたいなもんよ。僕は酒に呑まれていました。いつものことです。夏は折り返し地点でぜえはあしながら女物の下着の匂いを嗅いでいるよ!!酒しか信じない、と書かれたテーシャッツを着た喜多方出身のおじんと酒場で意気投…

高級スキンと夕立雷雨(裏)

可愛い人生を送っている人と 寄り添うとすれば 必ず必勝祈願をラッコの腹の上でせねばならん と東条英機元帥は世に問うた 四国遍路みたいな恋路には青大将や日本狼が とぐろを巻いて立ちはだかり 彼の偉大なる長老の杖さえ齧り尽くしている 月面までは三十五…

高級スキンと夕立雷雨

朝の情報番組で、確か公共放送だったと記憶しているが、百歳に近い、糞 婆 の書いた詩集(死臭)がスヴァらしいみたいなのを観てからどうも身体の調子が悪い。くじけそうだ(笑)。みつをでも326でも何でも良いけどさ。なんだろうね、あの定期的に陋巷で…

悲しむことなんて猿でもできる エンジンのかからない凍るような朝の空気を コートの中で舞わせているだけならば A monkey is also made feeling sad. If it becomes as freezing morning air which engine does not require is made to dance in a coat.